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こんにちは、黒猫です。

夏だ!休みだ!遊びだ!
バッカヤロォォォ!
遊んでなんかいられるか!この夏にこそ学校では教えてもらえない事をたくさん学ぶ最適な時期なんだよ!学力の底上げができる貴重な時期なんだよ!もうお母さん的にも外で遊んで3日くらい帰ってこないかずっと勉強しててくれるかのどっちかが良いのです。だったら勉強しましょう。学校の勉強は楽しくないですが、自発的にやる様々な事についての勉強は楽しいものです。5教科に囚われるな若人よ!
という事で、今日は国語学者黒猫による諺講座第2弾。結局5教科じゃあねぇかというお言葉もございますでしょうが、まぁまぁ落ち着いて頂きたい。なにより第1弾があった事が一番の驚きではありませんか。

では早速勉強しよー!

・「早起きは3文の得
いつもより早起きすると、その時間の差はお金に換算すると3文分になるから、その分得だよねという説と。
いつもより早起きすると、その時間の差は長さに換算すると3文分くらいだから、その分得だよねという説。
時は金なりの精神で考えられたのが前者で、単純に時間の長さという意味で考えられたの後者である。
ちなみにお金の文は日本では室町時代から使用され明治維新によって通貨単位が円になるまで用いられた。現在の価値ではどれくらいだったのかというのは物凄く難しいのではあるが、当時の豆腐1丁のお値段が約50文。現在の豆腐の相場はスーパーで100円くらい。という事は豆腐計算ならば1文が2円。
長さの1文はおよそ2.4cm。
すなわちどちらに転んだとしても得になるのは6円程度であるか7.2cm程度であるという事で、まぁそれぐらいの得ならゆっくりギリギリまで寝ても良いよね!という意味である。


・「青菜に塩
おかずが青菜だけであっても我慢して、そして黙って塩ふって食べろという意味。
お母さんだって毎日毎日ちゃんとしたご飯を作れるとは限らない。たまには手を抜いたような副菜が出てくる事だってあります。
しかし、そこをグッと堪えて「僕(私)ちょっと濃い味好きになったかなー」とおどけつつ、塩を降ってしこたましょっぱくし、それでご飯をかき込んでこれでも十分美味しく食べれるよ!というアピールをするのです。
でもそれだけだと毎日青菜だけの可能性もあるので、隠れながらも見つかりそうなところで魚肉ソーセージとか貪ると次の日からは通常のメニューに戻るかもしれません。


・「青は藍より出でて藍より青し
下から読んでもパターンかと思ってたらそうでもない、でもよく見て言ってみるとなんかゲシュタルト崩壊してくる、人を混乱させるには同じような意味を持つ言葉を並べてやれば良いという意味。
「青は藍より蒼く粟生にて蒼は青になりて藍より葵」
もう色なんだか地名なんだか人名なんだか・・・。


・「立つより返事
呼ばれる度に立つのは面倒くさいから返事だけしとこう。
っていうか結局返事だけでも大分優秀だと思うし、用事があるんならテメーがこっち来いよっていう話。なにちょっと楽しようとしてるんだっていう。
そもそも呼ぶ時に用件も一緒に伝えてくれれば良いのに、
「黒猫!ちょっと、ちょっとこっち来て」
「なんで?」
「いいから来て」
とかその良いからは呼んだ方の都合が良いからですもんね。呼ばれた方の都合など一切考えないのが人を呼ぶという行為。まさにエゴ。
立つのは用件を聞いてからで十分であるし、呼ばれただけであれば返事をするだけで十分に成り立つのは学校生活の出席で既に全員が知っている事である。


・「真綿で首をしめる
綿産業なんてどう転ぶか分からない事に手を出す事は将来的には自分の首をしめる事になる。
そもそも綿産業自体、外国からの安価な綿が大量に輸入されているのが現状であり、日本産のものは極めて少ない状態にある。
このような状況を打破するには余程高品質なものを作り上げるか、更に安いもので抵抗するしかない。
そのような方法も無いままで綿を作って一儲けしようという考えはもう古いのである。それが通用したのは1930年代頃まで。


・「水清ければ魚棲まず
日本の水道水は飲めるほど綺麗であるが魚はすんでいない。
世界で売られているミネラルウォーターは飲めるほど綺麗であるが魚はすんでいない。
そもそも水が綺麗であるから魚がすんでいないのか。魚がすんでいないから水が綺麗であるのか。というニワトリ問題も内包している諺であるのだが、とりあえず我々は水道水やミネラルウォーターに魚がすんでいない事を感謝すべきである。


・「風が吹けば桶屋が儲かる
風が吹いた。
それはとあるバンドが起こした、誰もが目を見張る一陣の風であった。
彼らが人気を博したのはその新しいパフォーマンスにあった。ボーカルがマイクではなくおにぎりを握ったり、ギターは箒で演奏、ベースは1人で三角ベースを始めて、キーボードは分間400文字のタイプに挑戦している。
しかし彼らは行き詰っていた。そう、これらのパフォーマンスは見た目は派手だったが、バンドの命である音が出ないのだった。ギリギリキーボードのパフォーマンスがカタカタと小さな音を出す程度。このままでは一発屋で終わってしまう、メンバーは頭を抱えていた。
とある収録の日。
誰よりも早く来ていたドラムはふとリズムを机を指で叩いてとっていた。そしてハッと気がついたのだ。
そう、自分の楽器はたたく事で音が出る言わば全ての楽器の原点に一番近い楽器である事に。叩けば音が出る、これは万物共通なのではないかと。
そして彼はスタジオを飛び出し走った。後に来るメンバーたちに怒られることを覚悟で、ドラムは自分の思い描く音を求めて走り出した。

収録が終わり、遂にバンドの全国ツアーが始まった。彼らの独創的なパフォーマンスと本物の音に観客たちは酔いしれた。
そして最後の曲でドラムは桶を取り出した。ワン、ツー...から弾き出されたその軽快な桶の音は、今までの音の無いパフォーマンスとは一線を駕すものであった。
斬新な音に観客たちは更に沸いた。ビッグエッグは歓声に包まれ、桶は高らかにその音を鳴らし続けた。
彼らの起こした風は未だ吹き止む事を知らない。ひとつのバンドのひとりのドラムがやり始めた桶による演奏は、瞬く間に全国へと広がりを見せた。
「桶の達人」「桶マニア」などのゲーム化、楽器専門店での桶取り扱い、更にはドラムプロデュースによる桶の発売など、それはとどまる事を知らなかった。
桶屋が儲かる。


・「正直者はバカをみる
これまでの事は全て真っ赤な嘘800であるということ。
物事はひとつひねりを加えて見聞きしないといけない。全てを全て嘘だろうから入る必要はありませんが、世知辛い昨今は悪い輩も増えております。どうぞ皆様お気をつけて。

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